IE9ピン留め

羊草-ひつじぐさ-

水仙の島


 干物の風景が好き。

 グッドデザインだと思う。









 島のわんさんは忠誠心篤く、島民にはしっぽをふっているが、よそ者にははっきりとかつぜつよく「わん、わん」と吠える。

 その「わん、わん」があまりにも素朴で、ついかまいたくなってしまう。






 笠岡港から約一時間船に揺られて、辿り着いたのは六島(むしま)。

 人口80人くらい、周囲が約4キロの小さな島。
 






 あたりまえながら、見えるのは海ばかり。








 例年より少し早いけど、水仙が見頃だというので行ってみた。







 水仙が咲き乱れる斜面を、いい香りを胸いっぱいにすいながら灯台がある高台に上がると、ただ海しか見えない。

 それしか見えないから、こちらも何にもする気にならない。
 
 一日3往復しかない小さな船を降りた客は、島民を入れても10人いなくて、とてもいいところなのに人もいない。
 芝の上に座り込んだり、仰向けに寝転んでみたり。
 自動販売機がないかもしれないと思ったので、コーヒーを淹れて持参した。


 なんにもしなくていいのに、いつもなにかしなければならないように思っている自分がいる。
 こういうところに来ると、それがはっきりするのですね。
 やれやれ。








 灯台と水仙。

 青い海と高い空。













# by hituji-gusa | 2012-01-14 23:17 | おでかけ | Comments(4)

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