羊草ーひつじぐさー

捨てられた本の行方


 あなたは、捨てられた本がどうなるか知っていますか。


 捨てられた本は地獄に落ちるそうです。

 地獄に落ちた本は、マルメルキ分離機によって、砂とマルメルキに分離される。
 地獄の郊外にはマルメルキ分離場があり、それは赤い人たちによって管理されているのだ。

 マルメルキとは何か。
 それは地獄の調味料。

 この世でいう中華風の調味料で、地獄でもチャーハンなどに入れたりするらしい。

 私の推測では、地獄のおやつにもこのマルメルキが使われているんじゃないかと。
 ちなみに地獄のおやつとは、この世の輪ゴム(のようなもの)に味付けしたもので、くちゃくちゃ噛んで、味を楽しんだら吐き出す。
 地獄の人たちは大好きで、夜店などでも売られている。


b0110646_12224249.jpg
b0110646_12224714.jpg


 というような事実は、「大木家のたのしい旅行 新婚地獄編」で確認してください。

 映画は最高!小説も当然おもしろかった。

 五反田のスーパーマルヨシの屋上は地獄とつながっている。
 主人公の大木夫妻は、怪しい占い師の誘いで地獄に新婚旅行に行くことに・・・。
 地獄には青い人と赤い人がいて、宿泊先の400階建て以上のホテルにはビーフシチュー温泉があったり。

 おすすめです。


 捨てられた本を見るのは、なんだか胸が痛む。
 
 でも、そういう私も本を捨てたことがあるわけで。
 本たちは無事にマルメルキにかわったかなぁ。

 ひょっとして、この世で使われている味の素の中華味も、実は地獄から輸出されたマルメルキだったりして。
 

 本は大切にしましょう。
 ブックカバーをつけるとかして。




b0110646_1235553.jpg


 羊毛でブックカバーを作っています。

 そのうちどこかで手に取っていただけたらいいなぁ。

 






 
by hituji-gusa | 2012-10-04 12:41 | 読書の時間