羊草ーひつじぐさー

kagoshima 3




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 鹿児島の長崎鼻。

 指宿から南下したところにある、開聞岳を眺める岬。
 竜宮神社という名前の神社があった。
 ここにも竜宮伝説があるらしい。


 とにかく南の端っこに行ってみたくて、温泉と晩御飯をお預けにしてここまでたどり着いた。
 旅の間、ずっと天気が悪かったのが、ここに着いたら遠く海の上に明るい陽射し。
 こういうときは、その場所に歓迎されていると思ってしまう。

 今回の旅では、海ばかり撮っていた。
 だって、海が誘うから。

 太陽が誘うとき、太陽を撮る。
 花が誘うとき、花を撮る。
 海が誘えば、海を。

 声をかけられるような感じがする。
 でも、そういうときに撮ると、光の美しい澄んだ写真が撮れる気がする。






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 いつも遠くまで私を連れて行ってくれるのが、スバルの軽自動車「ステラ」。
 ステラは「星」。
 だから我が家ではこの車のことを「お星」と呼んでいる。

 子供のころから、スバルのロゴが大好きで。
 以前乗っていた、レガシィのツーリングワゴンは例のドロドロ音が本当に魅力的だった。走りは当然として。
 この先、宝くじでも当たったら、BRZの6速マニュアルを買って日本中を走り回りたい。
 ステラの正体はダイハツムーブだし、BRZはトヨタでは86のことだけど、スバル発ならそれでよい。


 今回も、長距離をごくろうさま、お星。
 どころで、ふと思い出して調べてみたところ、丹後国風土記にある竜宮伝説では、浦島太郎がたどり着いた竜宮城で出迎えた七人の童はみずからのことを「すばるぼし(昴星)」と名乗ったらしい。
 スバルのロゴにみる星の数は六つ。
 昴のことを「六連星(むつらぼし)」とよぶ地方もあるらしい。
 一つはどこに消えたんだろう。





 






by hituji-gusa | 2015-04-09 13:10 | 日々の余白