羊草−ひつじぐさ−

赤い通り魔


 ネット世界をウロウロしていたら、こんな衝撃画像を発見してしまった。


b0110646_13462722.jpg



 か、カネゴンのお口がっっっ!

 ど、どうしたんだ、カネゴン!
 一体誰にやられた!?

 というわけで、実行犯を探したところ、それは別名「赤い通り魔」と呼ばれるおそるべき怪獣キラーだった。
 ゆ、許せぬ。










 とはいえ、レッドマンは正義の味方。
 
 大昔の子供番組の中で、円谷プロが制作していた5分程度の短いシリーズらしい。
 きっと時間の短さのせいもあって、とりあえず戦う、というパターンで毎回毎回、過去の怪獣たちが登場してはこの「赤い通り魔」の餌食になっていたらしい。

 「赤い通り魔」と呼ばれる理由は、約5分間という短時間の間に、特に設定上の理由もないまま、荒野をうろついている怪獣を見つけるや、一方的に「レッドファイト!」と宣戦布告し怪獣をボコボコにした挙句、レッドアロー、レッドナイフなどの殺傷力の極めて高い刃物で強引にとどめを刺し、あるときは崖から投げ落とし、頚椎をへし折るなどの、これまでのウルトラマンシリーズではあまり見られなかったと思われる、リアルに残忍なやり方で、せっかく久しぶりにお茶の間に登場しうれしさでいささかはしゃいでいるようにも見える無邪気な怪獣たちを、再びあの世送りにするという無慈悲さからだと思われる。
 ああ、なんてひどい。


 こんな動画も見つけた。




 



 ひどい! でも笑える。


 それにしても、どうしてカネゴンが、冒頭のような有様になったのかについては、第19話で確認ができた。










 雑な彩色にガマ口全開のカネゴンと、想像以上に抜け毛の著しいウーが、二匹まとめて「赤い通り魔」の餌食になるという残酷動画である。

 冒頭、ふわふわと楽しそうにレッドマンを誘う二匹は、どう見ても「遊びたい」くらいのつもりにしか見えない。
 そもそも、カネゴンもウーも悪い怪獣でもない。
 
 カネゴンのガマ口が裏返るくらいこじ開けられるのも、必死でお口をかばうカネゴンの防戦もむなしくついにはひしゃげてしまうのも、非常にシュール。
 お口のひしゃげたカネゴンを下がらせて、後半はウーが頑張るが、その間にお口を修正したらしいカネゴンが再び登場後間髪入れず串刺しにされるに至っては、「酷い」の一言しかない。
 やはり「赤い通り魔」のネーミングは伊達ではなかったのである。









 こちらはカネゴンの微笑ましい動画。

 この世にはお金よりも大切なものがあるということに、カネゴンが気づく・・・かどうかについては、ぜひ動画をご覧ください。




 



 


 
by hituji-gusa | 2016-07-27 14:39 | 趣味の小箱