羊草ーひつじぐさー

カテゴリ:羊のこと( 39 )

羊の標本


 私の宝物の一つに鉱物標本がある。
 いずれお見せしましょう。

 収集癖があるわけではないけれど、「見本」みたいなものがずらっと箱に入ってるのを見るとワクワクする。


 これは羊毛の標本。




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 何年も前に、12種類のおためし羊毛セットを買った。
 ずいぶん時間が経ったけど、年末にやっと洗って、こんなふうに。

 いろんなタイプの羊毛がある。
 ということは、いろんな種類の羊がいるわけで。

 
 

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 見ているだけで、楽しい。
 








 
by hituji-gusa | 2011-01-10 21:03 | 羊のこと

針仕事


 ふと思い立ったので。

 羊をひとつかみ。

 ふんわり丸めて。

 今日はちくちく針仕事。

 ニードルフェルト。




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 この玉、10グラム。

 これが、




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 ハンバーグに。

 いや、




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 チェブちゃんの耳に。


 いやいや、




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 鍋敷きに。


 ひたすら刺して、刺して、刺しまくる。

 単純作業が好きなもので。

 
by hituji-gusa | 2010-12-04 23:44 | 羊のこと

こげ茶


 茶色を焦がしたらこんな感じの色、というわけか。

 「こげちゃ」
 声に出してみる。
 かわいらしくいじらしい語感。

 

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 私にとって「こげ茶」は食欲をそそる色。
 チョコレートがとっても好きなものですから。

 焦げた味も好きである。
 ご飯のおこげ。
 プディングを作るとき、カラメルを鍋で揺するあの香りとか。


 ところで、こげ茶には白が似合う。
 ココアをたっぷり練りこんだクッキーには、真っ白のココナッツ。
 ミスドのココナツチョコレートも、こげ茶の上にたっぷりまぶされた白にそそられる。
 



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 こげ茶の羊には何が合う。

 やっぱり白をすーっと入れたい。
 暖かい白。
 太さは?何本?ストライプ?チェック?
 
 ただいま考え中。

 
by hituji-gusa | 2010-02-26 16:03 | 羊のこと

ちびちびと


 たとい歩みはのろくとも、ですよ、とにかくちびちびとでもやることが大切なんです!


 今日はやっとこさ縮絨、仕上げした。
 お外で写真も撮ってみた。
 あんまりいい写真ではないのですが。


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 ハーフブレッドに麻をわずかに混ぜた細番手のショール。
 やわらかいけれど、さらっとハリのある感じに仕上がりました。 


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by hituji-gusa | 2009-09-13 16:01 | 羊のこと

わたしの家


 子供の頃。

 紙の上に、街を作るのが好きだった。


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 まず、大きな道路を描く。

 私はどういうわけか、まずパンやさんを開店させる。
 そしておもちゃ屋、本屋さん、消防署、郵便局・・・と。

 
 今だって、私の内には街がある。
 
 私だけの街。


 海が近い。
 堤防の先には、時を感じさせる小さな灯台がある。

 街には犬の格好をしたバスが走っている。
 最近、教会ができた。

 その街に、私は家を建てました。



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 今日は入り口だけよ。
 また今度、招待するからね。


 
 京都のスピンハウスポンタから、毛布用の羊毛が届いた。
 ブラックウェリシュ、ダウン、ジャコブ。
 ばふばふの、弾けるような手ざわりの、暖かい毛布を作りたい。

 ポンタさんは、ブランケットはそれだけで小さな家だと言う。
 「家を何軒も建てるのね」
 電話の向こうでポンタさんは笑った。


 誰かを包(くる)むもの。
 どこへでも持ち運びのできる、小さくてやわらかな家。
 さむい心も身体も、しっかり包んでくれる安心。


 ささやかな私の一生に。
 このさき何軒の家を建てることができるのかしらん。



 





 
by hituji-gusa | 2009-05-23 17:46 | 羊のこと

サマーアンドウィンター


 
 今日は織っています。


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 サマーアンドウィンターといって、表と裏が違う織り方。
 色が出ている部分、ひっくり返すと逆に色が出ているのですね。

 とりあえずコースターを織って、いろいろと試してみることにした。
 タイアップを変えることで、バリエーションが生まれるらしい。本によると。

 
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 織りの本は洋書が多い。
 私は英語が読めるわけではないし、家にあったはずの辞書は、引越しのどさくさで行方不明になったままだ(ちなみに引越しは3年前のこと)。
 図によると、そうらしい。
 だから織ってみることにした。
 どんなことになるのか、おたのしみ。

 ちなみに、白い部分は国産羊毛。
 ジャージー牛で有名な蒜山高原の、たぶんコリデール×サフォーク(ではないかと)。
 タダでいただいた。とっても悲惨だった。
 でも、こうしてみると何ごともなかったかのよう。
 茶の部分はカラクルというアジア系の羊。
 

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 休憩のおやつは生姜の砂糖漬け。

 出西窯のある辺りは、生姜が名産。
 そこのお菓子。
 甘くて、ぴりりと辛さが新鮮。


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by hituji-gusa | 2009-02-28 17:20 | 羊のこと

グレーの布



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 房付きのブランケットが仕上がった。


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 弾力系のチェビオット。糸2~3番手。綾織。 
 ふくらみがこれで分かっていただけるかも。


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 房も、ごろんごろんした感じにしました。

 とにかく暖かい。
 あー、暖かい、暖かい。


 そして今日は、二年前に織っていた服地をプレスした。


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 こちらもチェビオットだけど、ウェリシュマウンテンとハードウィックを混ぜている。
 ウェリシュとハードウィックにはケンプと言って、独特の白髪様のつんつんした毛が混じっているので、そう、あのツィードの感じが出たらいいなあと思って。
 自信がなかったので綾に織ったが、やはり平織りにすればよかったかと後で思った。
 

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 縮絨は、京都で行われたポンタさんのイベント、すずきひろこさんのワークショップで。
 楽しかったなあ。
 ローリングというのを初めて体験した。
 ハムみたいに布を巻いて、上に乗ってごろごろする。
 そうすると布にハリがでてきました。
 
 
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by hituji-gusa | 2008-11-16 16:51 | 羊のこと

私の毛布


 毛布。仕上がりました。
 お家に一枚、いかがでしょうか。


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 身によく添います。
 さらっとした手ざわりでとても暖かい。
 

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 薄いグレーに、むらさき色のチェック。


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 端は三つ折にしてかがっています。


 スワンズアイランドブランケットを雑誌で見て、これは!と思って作ってみた毛布。
 秋口の、すこし肌寒くなってきたかな、という頃に纏えるような毛布をイメージして。
 毛足の長いチェビオットは、弾力よりもさらっとして柔らかい感触だったので、これはいけるかなと思い選んだ。
 同じ羊で織った細番手のレース織りショールも、この時期重宝しています。
 羊といえどたくさんの種類があり、その毛ごとの特徴を生かしたものが作れるといい。
 今日からは、これと全く違う、超弾力系チェビオットで房付きの毛布を織る。


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 縮絨中の風景。
 モノゲン湯の中で踏み抜く。
 大切にいじめたあとに、ふんわりした感触が待っている。
 この変化がたまりません。


 (データ)

  ブランケット  ノースランドチェビオット(グレー部分 ポロワス一割混)
           4~5番手
           筬 55本/10㎝ 平織り
 
           縮絨前 162㎝×107㎝
           縮絨後 152㎝×100㎝



           





 
by hituji-gusa | 2008-11-08 14:37 | 羊のこと

サマーブランケット


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 新しいクウネルが届いた。

 なんといっても目を引いたのは、「スワンズ・アイランド・ブランケット」という工房で作られる、ウールのサマーブランケットの話。
 フリースから選定し、機械紡績ではあるけれど、夏といっても夜は肌寒い地方の夏用ブランケットに興味津々。


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 こういう記事や写真を見ると、ゾクゾクしてくる。

 何が一番作りたいかと聞かれると、ブランケットや服地などの大きな布だ。
 ことにブランケットは、頭の中で計画が目白押し。
 しかし、諸般の事情でなかなか手につかない。

 今回、展示が流れて、とりあえずマフラーなどの小物にこだわらなくてもよくなったので、気持ちは自由になりました。
 そんなわけで私は飛びついた。
 サマーブランケットに。


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 寝かせていたチェビオットをせっせと解毛し、白8・グレー2の割合でまぜて。


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 五番手くらいに紡ぎはじめた。
 梳毛に紡いでいます。
 おかげで、細番手のショールは制作が止まってしまったけれど、こういう身体の中からふつふつと湧いてくるような意欲こそうれしい。
 だって、好きで楽しくやるぶんなんだから。


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 ちなみに糸の生まれる瞬間とはこんな感じです。

 10月に東京で、スワンズ・アイランド・ブランケットの展示即売会があるとのこと。
 いいなあ、どんなものなのか、手にとってみたい。
 しかし、お江戸は遠いのだ。









 
by hituji-gusa | 2008-09-23 13:49 | 羊のこと