羊草ーひつじぐさー

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小さな家


 小屋は男のロマン、かもしれないが、私も仲間に入れてください。



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 生来ちまちましたものが好きなことも相俟ってか、小屋が好きだ。

 季刊誌「住む。」で小屋の特集があれば買い、最近はエクスナレッジムック「ザ・藤森照信」を、ツリーハウス風の高床式小屋にしびれて買ってしまった。

 上の写真は、昨日も紹介したki:ki 工房さんの土モノ。
 小屋とグリーン。
 小さな世界。


 孤独を愛す、ってわけでもないけれど、独立独歩ということばの響きが好き。
 淋しいという感覚が欠落気味なので、「独り」という言葉になぜか広がりや深さ、豊かさを感じてしまう。

 小さな家に住み、ちょこちょこ誰かが訪ねてきては、手製の料理でおもてなし。静かであたたかい交流をする。
 そういうのがいい。



 週末の姫路クラフトフェア。

 移動式のイカした小屋を発見!


 

 
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 北海道は上富良野からおみえの「創作工房じゅんぼく屋」。

 この店舗はパタパタハウジング。
 つまり組み立て式。

 野外のクラフトフェアでは屋根だけの簡易テントが定番。
 でも、ここだけは明らかに「店舗」。






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 店舗の裏口。

 窓もある。


 じゅんぼく屋さんに突撃取材を敢行したところ(というかちょっと聞いてみたら)、この家はいくつかのパーツでできていて、場所に応じて軒を出したり壁を減らしたりというカスタマイズが可能とのこと。
 これで一年のうち何ヶ月かは全国を回っているそうです。
 北海道にいるときは、受注で小物から家具などを作っておられる様子。
 素敵。

 看板に、「Wood Glass Metal 」 とあるように、いろいろ器用な店主さんのようだけど、こういう暮しを秘かに憧れる男の人はけっこういるんじゃないのかな。
 どうですか、そこの背広のご主人。

 






 







 
by hituji-gusa | 2012-05-15 15:50 | もの

草取り


 朝、外に出たら、雨上がりの青空が清々しい。

 足元を見ると、いつのまにか雑草天国。
 でも、気持ちがいいからちょっとひと仕事。
 



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 我が家では、こういう状態を、
 「須田悦弘になってる」
 もしくは、
 「いのくまさんの展示室になってる」
 という。





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 何年前だったか、木彫の須田悦弘(すだよしひろ)の展示が、丸亀の猪熊弦一郎現代美術館でひらかれた。

 広い展示室には何もなく、というか、部屋のすみずみの、床と壁の目地に木彫の雑草が植えられているだけ。
 でも、それがなんともすがすがしく軽くて、すっかりこの人の作品のとりこになってしまった。
 ちなみに、いのくまさんのどこかにも花が静かに生えているし、直島の家プロジェクト「碁会所」も須田さんの作品。ベネッセ美術館のどこかにもあるはず。

 興味のある人は探してください。


 本物以上のリアル感がある木彫が、さりげなく本物のようにそこに存在するのを見つけると、時間を忘れて見入ってしまう。
 生きているものとは違う、まったき静けさみたいなものにひかれるのかも。
 
 いつか見た、大山崎美術館の蓮もよかった。


 youtube で、雑草の制作風景を見つけた。
 なんとも楽しそう。

 ほんとにすごいので、ぜひ観てください。






by hituji-gusa | 2012-05-04 21:45 | もの