羊草ーひつじぐさー

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映る



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by hituji-gusa | 2013-06-28 18:28 | いろやかたち

よその国の本屋さん

 いつか行ったバルセロナの本屋さん。



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 スペイン語はまったくわからない。
 とりあえず学校で経験したことのある英語と違って、単語を見ても書いてあることが想像できなかったりするのだけど、それでも本屋は楽しいのだ。

 ガウディの建築物であるカサ・ミラやカサ・バトリョがあるグラシア通りに面した本屋さん。
 だからガウディ本もたくさんあって、そういう本に国境はないもんね。


 

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 その本屋「JAIMES」で買った本、「MISCELANEA DE GATOS」。

 MISCELANEA は「寄せ集め」という意味らしい。GATO はネコ。
 ネコの寄せ集め、というわけで、ネコに関するいろんなことを集めたちいさな辞典みたいな趣の本でした。

 フィリックスくんやプーマ、ジャガーのブランドロゴ、ネコのあやとり、星座。
 そういった雑々を、クラフトエヴィング商会風にまとめてある。


 そんなことを書いていたら、猛烈にバルセロナに行きたくなった。

 いつかまた行くことがあるなら、本とガウディが好きで、好奇心旺盛で活動的で、お酒が大好きな、本当に気の置けない誰かと旅してみたい。
 ガウディのあれこれを観てまわり、ふらりと本屋に入ってはちゃーちゃー言いながら棚の隅から隅を探索し、昼間からバールで飲んで、合間に郊外の修道院なんかを観光し、夜も通りに並ぶオープンエアのお店でタパスをつまんでまったり飲んで、ホテルに帰ってもさらに飲んで、たくさんしゃべってことりと記憶がない。

 そんな数日を過ごしてみたいものです。 この酔いどれがっ!

 





 
by hituji-gusa | 2013-06-27 09:42 | 読書の時間

メロンのじかん


 そばにいるとき、じっと私のことを見つめるタロの、ぬれぬれとした目がいつもいとおしい。
 大きくてつぶらで黒々としていて、子供のころ近所で飼われていた牛の瞳を思い出す。

 これまで飼ったどんな犬とも、近所で出会うどんな犬とも、うちのタロは違う。
 って、みんな自分ちの犬のことをそう思っているんだろうけどね。




 「メロンとぼく」  まど みちお


 メロンがぼくの目をみつめつづける
 ぼくもメロンの目をみつめつづける
 しーんとして
 ふたりのじかんがひとつになって
 ごうごう ごうごう ながれる

 それはせかい一なかよしの
 ぼくたちふたりのことが
 いまただいま天のアルバムに
 のせられているとのだとおもえる
 じーんとしてくる

 メロンもなみだぐんでみえるが
 いぬのいのちのみじかいことなど
 しるはずもないのだ くびかかえて
 ぼくは力一ぱいだきしめてやる


 





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                              「メロンのじかん」 まどみちお  絵・広瀬 弦  理論社



 

 
by hituji-gusa | 2013-06-26 12:04 | 読書の時間

本棚


 とてもとても本好きな人が、我が家を訪ねてくれた。
 もちろん、本の話をするために。

 そういうときは、自分の本棚を見てもらうのがいちばん。
 自己紹介のかわりにもなる。
 そう思いながらあらためて自分の本棚をみると、料理研究家はもちろん、小説家、詩人、エッセイスト、ジャンルはそれぞれだけど、食べごと大好きな人の本ばかりだった。


 お話していていろんなことを思い出した。

 ちびくろサンボのトラのバターで作るパンケーキによだれを堪え、くまのプーさんのしょうがパンに憧れたこと。
 お小遣いのすべてを器具や材料につぎ込んで熱中したお菓子やパン作り。
 そのきっかけになったのは、昔流行った森村桂の本だった。

 同じように森村さんの本がきっかけで、今はそれを仕事にしている人のお菓子を、先日、そうとは知らずに食べていた。
 アーモンドボールがとてもおいしくて、おかわり買いをしたのだった。

 くいしんぼうの人の本って、強い。
 おりにふれ、いろんなきっかけをもらっているような気がする。

  
 




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 今日、図書館で借りてきた本。
 この詩人も食べごとが好きだったに違いない。


 ところで私の本棚、実は寝室にあるのだ。
 そのとき気になる本を選んでごろり。

 ものぐさな読書。
 



 
by hituji-gusa | 2013-06-25 21:36 | 読書の時間


 こういうとき、ぼくは「くるま」と呼ばれている。


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 「あ、トランスフォームしてる~」って言われることもあるけど、どちらも意味がわからない。


 
by hituji-gusa | 2013-06-23 06:56 | 本日のタロさん

ゆるいやつら


 昔、「ゆるい」といえばパンツのゴムでしたが。
 今、「ゆるい」といえばキャラクターもそういうものがふえてまして。

 なにを隠そう、ゆるいものが好きでして。
 たまたまテレビなどで、全国のゆるいやつらが運動会などしていると、つい釘づけ、興奮してしまうたちです。

 
 でも、ゆるいやつらは昔々にもいたことが判明しました。




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 ゆるい犬。







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 ゆるい猫。








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 ゆるい浦島太郎。

 箱を開けた浦島太郎に煙が襲いかかっている。 浦島あやうし!







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 「ゆるい」という言葉は根っから好ましいのですが、「素朴」も好き。

 かざりなくありのままなものってゆるい、ってことなんですねぇ。 はー、ゆるゆる。




                                  「日本の素朴絵」 矢島 新  ピエブックス

 




 
by hituji-gusa | 2013-06-22 12:28 | 読書の時間

じゃがいも


 朝、スープに入れるじゃがいもを切っていたら、


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 こんなことになりまして。
 
by hituji-gusa | 2013-06-21 08:12 | いろやかたち

水を飲む羊


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 テーブルの木目が、水たまりのように見えた。







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 この羊も、洗うと真っ白になるのかな。

 
by hituji-gusa | 2013-06-20 08:23 | 羊のこと

クリームソーダのおもひで


 とっても若いころのこと。
 喫茶店でアルバイトしていた私は、喫茶部のすべてを任されていた。

 ネルでコーヒーを落とし、サンドイッチを作り、チョコレートパフェ、プリン、プリンアラモード、クレープ、ミックスジュース、などなど華麗に作り上げては、お席までお持ちした。
 もちろん遊びではない。仕事だ、仕事。


 ある日のこと。
 4人のお客が、全員クリームソーダを注文した。
 仕事人であった私は、そんなときもただ緑のクリームソーダーを4つ作って、「そらよ」っとお出しするわけにはいかないと考えた。
 お客様を喜ばすことができてこその仕事人。

 明治屋のシロップはカラフルであった。
 赤、青、黄色、緑と、そろっていた。
 だから、それぞれ違った色のクリームソーダを作って出した。
 お客さんは「ほ~っ」と言って興奮し、私の仕事魂も満足したわけだけど。

 若かったな、私。




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 実は厨房ではもう一色、用意されていたのである。
 赤+青=紫。

 しかし、作ってみたところ、そこはかとなく毒々しかったので、こっそり私が飲んだ。
 色は重要だ。

 




 














 
by hituji-gusa | 2013-06-19 08:24 | 「う」のひきだし

教会

 

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 教会は祈りのためだけの場所ではなく。





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 音を味わうための場所でもありました。

 この日、ここに座ってギターを弾いたのはギジェルモ・リソット。
 若くて美しい、アルゼンチン出身のギタリスト。


 日本福音ルーテル岡山教会は、音響がいいので評判です。
 マイクなどいっさいなしです。
 ただ、ただ、生音。

 がっついたわけでもなく、最前列。
 目を閉じると、まるで私のために弾いてくれているかのよう。

 
 コンサートの前にワークショップがありました。
 広大なアルゼンチンの、方々のフォルクローレのリズム、曲調について実演しながらのレクチャー。
 歴史も感じられて深かったです。


 この場所で、カルロス・アギーレも演奏したそうな。
 天使が舞っているかと思うような神々しさだったとか。
 



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by hituji-gusa | 2013-06-11 21:13 | いろやかたち