羊草ーひつじぐさー

<   2013年 07月 ( 10 )   > この月の画像一覧

赤いもの


 家に帰ると、テーブルの上で赤いものが二つ、世間話に花を咲かせていた。

 一つはぴかぴかして硬いやつ。
 一つはふわふわした軟らかいやつ。

 


b0110646_13331263.jpg



 近くに寄って聞き耳を立ててみると、どうも年寄くさい昔語りだ。 
 あのころはよかった、などとしきりに言っている。


 昔はたくさん食べられた。
 師走などは、口からあふれるほど食べたものだ。
 毎日会いに来てくれる人もいた。
 口に手を突っ込んだあと、ぱちぱちと手を合わせてくれる人もいた。

 年寄のことだから、おおげさな話だと思いながら聞いていたが、そうでもなかったのかもな。

 私もあんまり利用しなくなったな。
 口に手を突っ込んだあと、手を合わせたのは私の話か?プライバシーをべらべらしゃべらないで欲しいものだ。


 話は尽きないようだったが、ちょっと声をかけてみた。
 記念撮影を、と言うとよろこんで、これでも笑顔だそうです。

 



b0110646_13331954.jpg


 年賀状も失礼することにしたし、手紙もあまり書かなくなった。 
 当選を祈った懸賞葉書も、当たらなかった。
 古いポストだったので、腹の中のどこかでうっかりひっかかったままになっているんじゃないかと疑っていたのは私です。

 硬いほうはずいぶん昔にもらった貯金箱。
 軟らかいほうは、最近もらったぶんをいらないからと母がくれた。
 リモコンとかを立てておくものらしいけど、コシがなさすぎて使い物にならず、我が家ではぬいぐるみとして扱われている。

 




 


 
by hituji-gusa | 2013-07-29 13:55 | もの

蓮の花束


 蓮の大きな花束を抱え

 蓮の葉の日傘をさして

 散歩などしてみたいと思った 蓮畑の午後




b0110646_20571986.jpg


 
by hituji-gusa | 2013-07-27 21:03 | いろやかたち

二匹目の犬


 二匹目の犬の購入を検討している。

 肝心なのは、すでにいる犬がやきもちをやいてひねくれないかどうか、だ。


 犬種はゴールデンではない。
 二匹目は小型犬。


 昨日、実物を見た。
 なんと愛らしいそのしぐさ。

 えさをすごい勢いでたいらげていた。

 長い耳をふりふり。
 後ろから見ると、おしりもすごい勢いで振っている。
 ベロがだしっぱなしなのがちょっと気になったけど。

 
 タロはどう思うかな。
 ちなみに散歩はいらないみたいだけど。

 動画があるので、こっそりお見せします。











 えさがないときは、おとなしい。
 
by hituji-gusa | 2013-07-26 17:59 | もの

おかゆ


 夏バテしたんですよ。
 えぇ、えぇ、暑さに弱いんです。
 文句ある?



b0110646_20571865.jpg


 おかゆはやっぱ米から炊くのがよろし。
 お米は洗わないのよ、分かった?



 
by hituji-gusa | 2013-07-20 21:02 | 日々のあれこれ

花の匂い


 庭に咲いたくちなし。

 やっぱり、白い花の匂いはいい。


b0110646_1157240.jpg




 欲しいなぁと思ったとたんに、私のところにやってきた白い花の香り。

 ネロリ。
 みかんの花の匂い。


b0110646_11555356.jpg


 ヤングリビング社の精油。
 ネロリは日本では販売されていないところ、ちょうどアメリカに行く方がいて、お願いすることができたという幸運。

 私にとっては、昔から、幸せを運んでくれると感じられるこの香り。

 自分で化粧水を作るといいと思うのだけれど、今手元にある無香料の化粧水にとりあえず数滴。
 フランキンセンスも入れて、一番好きな香りのブレンドに。
 大きな声では言えないけど、しわ予防とか美白とか・・・。

 









 

 
by hituji-gusa | 2013-07-14 12:15 | 日々のあれこれ

煮しめ色


 街の中心部に出かけるとき、利用するバスは二社ある。

 一つは遠くからやってくる煮しめ色のバス。
 もうひとつは、近くに発着所のある青色のバス。


 思い返せば、子供の頃もそうだった。
 くすんだ色のバスと、はっきりした色のバス。

 こだわりのきつい子供だった私は、どういうわけかくすんだ色のバスがとにかくひいきだった。
 はっきりした色のバスが先に来ても、くすんだ色のバスに乗りたくて、家族を困らせてました。

 もう大人だから、煮しめ色だろうが青色だろうが、どっちでもいいの。


 でも、なんとなく煮しめ色の方が、いろいろと気になるところがある。
 たとえば煮しめ専用バス停の、電光掲示板の表示。




b0110646_2371572.jpg


 「こんど」
 「つぎ」
 「そのつぎ」

 日本語としてはどうなのかしら、とか。
 でも、精一杯の親切というか、そこはかとなく愛を感じ取ってしまう私。


 それから、煮しめの整理券についているロゴ。




b0110646_2372036.jpg


 煮しめ色のバスは「宇野バス」というので、「うの」の文字をいじったロゴが入ってる。
 この古典的な渦巻き風に、いつも心くすぐられ。


 そんなこんなで、なんとなく煮しめ色を利用してしまう・・・かというとそうでもなく、青色のバスのほうがおおむね車が新しいので、青色が先に来ると、内心「ラッキー」と思っている自分がいるということに、つい最近気づいたのでした。
 これ、煮しめ色には内緒ね。
 




 
by hituji-gusa | 2013-07-12 23:32 | 日々のあれこれ

へんないきもの


 しゅるっと草むらに入っていくとかげを見つけた。

 光る青い背中。
 かわいいやつら。

 同じようにヤモリもかわいい。
 窓にへばりついたところを腹の方から見ていると、指先のちっちゃい吸盤は精巧な渦巻きで、愛らしい。


 へんな形や色のいきものにひかれるのですね。
 ちっこい怪獣みたいなやつら。

 最近出会ったのはウミウシ。


 

b0110646_8283980.jpg


 今本淳さんという写真家がいて、ウミウシをたくさん撮っている。

 図書館で本を見つけて、その多様な色とかたちにおどろいた。
 へんなやつら、かわいいやつら。
 海で本物、探してみたい。


 ウミウシは飼育が難しいらしい。

 海洋学者でもあった昭和天皇は、ウミウシを甘辛く煮つけて食べてみたらしい。
 縮んで固くなって、おいしいものではないそうだ。


 水族館へ行くと、小さな水槽の、珍妙な生き物たちに釘づけになる。
 そういうやつらはいくらながめていても飽きない。
 ながめているうちに、すっかりリラックスして、仏のような顔になってます。



                       今本淳さんのサイト →私が出会ったウミウシたち 


 















 
by hituji-gusa | 2013-07-11 08:43 | いろやかたち

らいちょう




 このらいちょうは、私一人が山を歩いているでしょう。ところが、当時は山小屋へはほとんど泊まらなかったから、テント泊まりでしょう、テント張ってやってたんで、独りでぽつんぽつん歩いていると、誰とも口をきけぬわけ、話もしないし、そのときにばったりらいちょうが遊んでいるのに出会うんですな。非常に懐かしいものを感じるんですね。
 ここにも生きているものがおったぞ、生き物がおったと、その感情をあれはだしているわけです。





b0110646_1613251.jpg


 畦地梅太郎の版画の山男のそばには、いつもらいちょうがいる。

 東京の町田市にある、「あとりえ・う」は畦地梅太郎がじっさい住んで仕事をしていた場所で、今はギャラリーとして公開されています。
 「あとりえ・う」から届いた「鳥と山男展」のご案内の一部。

 畦地梅太郎のらいちょう。
 シールがあったらいいな。かわいいから。


 むかし、「雷鳥」という特急があったよなー、と思って調べたら、今の「サンダーバード」のことでした。
 でも、サンダーバードは雷鳥の直訳ではないらしいけど。
 


















 
by hituji-gusa | 2013-07-06 16:28 | いろやかたち

告白


 あなたが好きです。

 初めて会った時から。

 とってもとっても好きです。

 すごくすごく愛しています。

 いつもいつも大切に思っています。

 寝ても覚めてもあなたのことを考えています。

 お食事ものどをとおりません。

 着てはもらえぬセーターを、

 寒さ堪えて編んでます。
 




 と、鏡に向かって言ってみた。

 最近読んだ本に、「自分を愛しましょう」と書いてあったから。
 後半、ちょっとくどいと思ったが、本には「自分を愛し抜きましょう」とあったから、まあいいことにする。
 

























 
by hituji-gusa | 2013-07-05 15:32 | 日々のあれこれ

おじじは活気がない



b0110646_19584717.jpg


 雨が続いて、なんとなくぼくには活気がない。

 ぼくに活気がないとき、おかあさんはぼくのことを「おじじ」と呼びます。


 活気はないけど、カメラを向けられるとついカメラ目線になっちゃうぼく。





 
by hituji-gusa | 2013-07-04 20:03 | 本日のタロさん