羊草ーひつじぐさー

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くじらに乗って


 北九州市が発行しているすてきな無料情報誌「雲のうえ」。

 図書館の旅関連のコーナーをうろうろしていたら、るるぶにまじってそこにいたのが「雲のうえ 一号から五号」。
 あらあら、と久しぶりのおともだちに会ったような気分で借りて帰ったのでした。



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 牧野伊三夫さんのくじらのイラストもかわいい第一号の表紙。
 北九州市はかつてくじらの町だったそうな。


 たまたま図書館の近所の定食屋さんで、くじらの竜田揚げ定食をいただいた。
 一日5食限定、というのがずっとずっと気になっていた。
 冬の定番カキフライとどちらにしようか悩みつつ、久しぶりのくじらを食べてみることに。

 小学校の給食。
 くじらのオーロラソースというメニューが楽しみだった。
 竜田揚げのころもにからまった、甘いケチャップ風味のソース。
 今でも食べてみたい。


 久しぶりに食べたくじらの竜田揚げは、とにかく美味でした。
 やわらかくてくさみがなくて、でもとことんくじら。
 なんというか、滋養がある、という感じだった。

 食べた後で、なぜだか身体がとても軽い。
 揚げ物を食べた、お肉を食べた、という食後の感じがないのですね。
 お野菜中心の食事の後とも違う。
 「ああ、ちょうどいいものをいただいた」そういう感覚。

 その食後の軽さを映像的に妄想してみたら、くじらの一部になって海をたゆたっている自分がいました。
 くじらに乗って、というよりも、くじらになって、というほうがしっくりくるかもね。

 
 ありがとう、くじら。



 高槻市のサイトの給食コーナーに、くじらのオーロラソースのレシピを見つけました。 
 あんなに待ち遠しかった献立は、こんなレシピだったのか。
 赤みそね~、ふむふむ。












 
by hituji-gusa | 2014-01-29 18:09 | 「う」のひきだし

北海道の羊


 北海道の羊の毛を紡いでいます。

 きもち粗めの羊毛なのに、「細い糸になりたいのです」とおっしゃった。
 どんな布になるおつもりか。




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 夏に行ったとき、牧場の木陰でのんびりくつろいでいた羊たち。
 真冬の今、どんな暮らしをしているのやら。

 







 


by hituji-gusa | 2014-01-26 23:10 | 羊のこと

言い出せなくて


 「プロレスがわかる人おらんかな~」

 お仕事してたら、付近でそんな声が上がったわけです。


 「はいはい。最近のいろんな団体のことは詳しくないですけど、全日とか新日とかそのあたりのことならざっくりですけど分かるかも。いや~、後楽園ホールとかも行きました。馬場さん、大きかったですよ~。古い話だけど、私が行ったとき、永源遥が唾とばしとかやってた時代で、きゃ~っとか言いながら、女性のお客さんがリングサイドで新聞かなんか広げて唾をよけるのがお約束、というか。あ、もう少し新しい時代のことも分かりますけど・・・」
 と、心の中で応答してみたものの、やっぱりそういうことを公言するのはやっぱちょっと勇気がいりますので、言い出せないまま今日も暮れました。 

 ち~ん。









 イーグルスの名曲「言い出せなくて」。

 長いエンディングが好きでしたね。




 






by hituji-gusa | 2014-01-23 22:10 | 日々の余白

どこにいても




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 最近は、空ばかり見ているような。

 








by hituji-gusa | 2014-01-21 22:24 | 日々の余白

れんこん


 月に何度か、ドライブを兼ねて遠くの大きな農協へ行く。
 野菜が安くて新鮮だし、冷蔵庫にいろんな野菜があると食べごとがとても楽に感じる。

 れんこんの産地が近くにあって、だから寒くなるとけっこうな量のれんこんを消費している気がする。
 スーパーに行くと、一節をラップにくるんで売っているが結構高い。
 その点、農協に行くとざっくりと袋にはいったれんこんを、値段を気にせず買って帰ることができる。


 ハンバーグ、きんぴら、酢の物、てんぷら。
 すりおろしたら、またバリエーションが広がると思うのだけど。
 そう考えると、れんこんというのは使い向きがあって、おもしろい食材だと思う。

 
 私の好きなのは、片栗粉をはたいて揚げて、甘酢をからめるレシピ。
 これだけでご飯がすすむくらい、濃いめの味付けにする。
 そうでないときは、揚げてすぐに塩をふって食べるのがシンプルで好きです。



  


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 ビールにも合いますで。





 



by hituji-gusa | 2014-01-20 18:25 | 「う」のひきだし

雪は天からの手紙




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 空から、はらはらと降りてくる雪。

 
 初めて雪の結晶を見たのはいつだったか。
 掌の上に落ちて溶ける一瞬のあいだに、はじめてそれとして見つけた形に感動した。





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 世界的な雪氷学者だった中谷宇吉郎は、その随筆もとてもよくて、この季節になると図書館で借りて読んでみる。
 いわば私にとっての「季節商品」。







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 季節商品といえば、この本もそうなわけで。

 ケネス・リブレクトという物理学者が文を、雪の結晶を撮ることにとりつかれたパトリシア・ラスムッセンという写真家が、ケネス・リブレクトが特別に制作した撮影器具を用いて撮影した写真を載せている。
 とても美しい、科学の本。






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 夏になると星の本を、冬になると雪の結晶の本を、自然と手に取っている。
 なんとなく、両者は似ている気がする。

 同じように、雪の結晶と、鉱物標本はなんとなく似たもののような気がする。
 去年から私の中で、石のブームがひそかに起こっていて、今年のカレンダーの一つは鉱物標本デザイン。

 星も雪も鉱物も、言葉はもたないけれど、たくさんの情報を持っているようで。



        「雪は天からの手紙 中谷宇吉郎エッセイ集」 池内了 編  岩波少年文庫
        「スノーフレーク」 ケネス・リブレクト 著  パトリシア・ラスムッセン 写真  山と渓谷社














 
by hituji-gusa | 2014-01-19 14:12 | 読書の時間

雪のバス停




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 雪景色。


 先日、無謀にもノーマルタイヤで山陰の実家に帰ろうとして、途中で高速を下された私と子供。
 つまらないので、一般道で、どこまで実家に迫れるか試みたわけです。

 四季桜までは大丈夫だった。
 山や、道路わきの桜に降り積んだ雪景色がきれいだった。
 四季桜にほど近いところに鬼の穴があって、そこにぶらさがった立派なつららで、ひゃあひゃあ言いながら遊んだ。
 首切までは行けなかった。
 だんだん道路に雪が降り積んできたので戻ることにした。

 




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 四季桜も、首切も地名です。
 バス停もある。

 首切のバス停は、路肩の下に小さな集落があるけれど、それに気がつかなければ、そこでバスを待つことイコール肝試しかとおもえるようなところ。




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 どうでもいいけれど、「ドンドン」「ヤットコ」というバス停が県内某所にはあるらしい。
 いずれも同じ路線で、「ヘラ取神社前」を加えて珍名三つ巴の様相を呈している。

 素敵。





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 と、雪の美しさから珍名バス停に流れるところがこのブログらしさといったところです。

 こっぽし。

 











by hituji-gusa | 2014-01-14 23:33 | 日々のあれこれ

変化



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 毎日、ゆっくりと空を見ます。

 たとえば4年前の自分は、空があることも忘れていたような気がします。
 空は暑さ寒さ、そして雨を降らす、物理的な何かでした。


 変化の流れに乗ってやってきたこの数年ですが、今年もさらに変化しそうです。
 変化の中で、どんどんシンプルになっていきたいなと。
 周りを変えるのではなく、自分の内が変化していくだけです。


 人の中よりも、自然の中にいることがふえそうな感じもしています。
 「ひとり」でいることを大切にしたい、とも。


 誰かに何かを伝えたい。
 そういう思いがしだいに退いていっています。

 自分の中に響かせること。
 自分自身に伝えること。
 今はそれが大切。


 世界の中にいる自分を見ているのが好きでした。
 そこで世界にどう映っているか。 
 そこでどう成長しているか。
 そういうことに意味があると思っていました。

 今は、自分の中に在る世界を観たいと感じています。
 未来に向かって変わっていく自分ではなく、今ここに在って生まれてくるものを見ていたい。


 昔は、愛想のよい人間でした。
 外に見える世界のことが気になっていたので。
 外に向かって働きかけるのが好きでした。
 世界に自分がいることを証明したかったので。

 そういうことが自分の中で終わっていっています。


 遠い昔の、ひとりで粘土いじりに夢中になっているような。
 それでよかったころに、時間をさかのぼって戻って行っています。

 それでいいような気がしています。


 



 
 







 


 
 
 
by hituji-gusa | 2014-01-06 22:54 | 日々の余白

雲のむこう




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 太陽を見ていたい。

 そう思うことがよくあるのだけど、雲の向こうに透けているときは、長いこと見ていられるからいい。

 





 




by hituji-gusa | 2014-01-04 21:58 | いろやかたち

初日の出と犬


 初日の出と、


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 ストーブが好きな犬。


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 仲良くしようと近くに寄ったら、ひげが縮れました。



 







 

by hituji-gusa | 2014-01-01 18:20 | 本日のタロさん